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【ゆうゆうLife】介護 効果を実感する介護予防(中)片手の料理教室 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:女性
■意欲引き出すプログラム
体操やゲーム、手芸、カラオケ、園芸療法−。デイ(通所)サービスには、さまざまなプログラムがあります。リハビリとして効果が期待できるのは、どんなプログラムでしょう。また、効果があるとすれば、プログラムの何が作用しているのでしょうか。(寺田理恵)
半身まひの男女が陶芸に料理に内職にと、ひっきりなしに行き来する。
タンスやソファがゴチャゴチャと置かれているのは伝い歩きのため。デイでは一般に座って過ごすお年寄りが多いのに比べると、「夢のみずうみ村山口ディサービスセンター」(山口市)のお年寄りは活動的。利用者の約4割が予防サービス対象の要支援1・2の利用者だが、要介護の人もいっしょに1日を過ごす。
「木目は一つ一つ、みんな違う。きれいに出ると、うれしいですね」。木工旋盤を回しながら、松材にサンドペーパーをかけるのは豊田政治さん(74)。
5年前に脳梗塞(こうそく)を起こし、左半身にまひが残った。ここで木工を始めると、木目の美しさに夢中になり、いつしか左手も使うように。「動かなかった左手が動くようになりました。握力は20キロ。女性と変わりませんよ」と、左手を開いてみせた。
“村”の利用者数は1日平均75人。人数が多いだけにプログラムは多彩で、「片手の料理教室」もある。包丁で野菜を切りそろえ、薄切り肉で野菜を巻き、フライパンでいためるまで片手で行う。まな板に食材を固定するくぎが付いている以外、特別な道具はなく、家庭でもできる調理法だ。
「近くのデイはおばあちゃん、おじいちゃんが遊ぶばかり。ここに来れば、なんぼかでもリハビリがあるから。回復したら、仕事をしようかと思う」と、新幹線で通ってくる男性(59)。


