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【ゆうゆうLife】介護 効果を実感する介護予防(上)水中リハビリ (1/3ページ)

2008.2.13 08:01
このニュースのトピックス少子・高齢化社会
プールでリハビリプールでリハビリ

 ■動ける喜び自信に

 要支援や要介護の状態になるのを防ぐ介護予防。改正介護保険法では、軽度者が介護予防の対象となりましたが、要介護の人の介護度が改善されることもあります。予防や介護度の改善に自覚的に取り組む施設では、お年寄りが体を動かし、頭を働かせる効果を実感しています。介護予防の現場をリポートします。(寺田理恵)

 長さ15メートルの室内温水プールの真ん中を、半身まひの男性が自力で歩いた。

 廊下を往復する自主トレーニングのときは、脚に装具を付け、つえをついていたが、水中では装具もつえも要らない。笑顔には、自信がみなぎっていた。

 「ふだんは腰が痛い」という女性も、水中歩行訓練を終えた後、クロールで立て続けに3往復した。

 介護老人保健施設「アクアピア新百合」(川崎市麻生区)は開設して約半年。プールでの歩行訓練が、デイケア(通所リハビリテーション)の利用者や入所者に好評だ。

 足腰に痛みやまひがある高齢者でも、負荷の軽い水中なら、運動量を増やせる。理学療法士ら職員が付き添う安心感もある。最初は恐る恐る入っても、水中を歩けたことで自信がつき、体を動かす喜びが表情に表れる。

 別の男性は「最初はちょっと怖かったね。でもプールなら、倒れても泳げるんだからね」。89歳で要介護3。2回の手術を受け、退院後にいやいや通い始めた。しかし、「前は車いすだったが、家の玄関先の階段を手すりにつかまって下りられるようになった。今は歩行器を使っているが、つえ1本にならんかと思っている」と意欲をみせる。

 自主トレーニングに励む高齢者も多い。つえや歩行器を使って廊下を行き来したり、マシンを使った筋トレに打ち込んだりと、スポーツクラブのような雰囲気だ。

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