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年金記録「旧台帳」、300万件が統合困難に (1/2ページ)
このニュースのトピックス:年金問題
年金記録紛失問題で、オンラインシステムに未入力の「旧台帳」と呼ばれる手書き台帳の記録1466万件のうち2割が判読困難などの理由で、照合作業のためのコンピューター入力作業に支障が生じていることが24日、社会保険庁の調査で明らかになった。機械的に試算すると最大300万件となる。手書きデータを入力できなければ基礎年金番号に統合されない。この300万件は宙に浮いた5000万件とは別の記録で、新たな年金不信を招くことにもなりそうだ。
社保庁は、4、5月に予定されているコンピューター上の照合の準備作業として、マイクロフィルムに記録された手書きの旧台帳の氏名や生年月日データについて、コンピューター入力用紙への転記を進めている。
今月18日現在、転記できたのは全体の約8割の1200万件ほどで、2割は手書きデータの判読が難しいなどの理由で進んでいない。このままでは2割の記録の照合は極めて難しい。
判読困難データの内容について、社保庁は「マイクロフィルムが不鮮明で読み取れない」などと説明。今後は、旧台帳とは別の手書き記録で確認を進める方針だが、旧台帳は戦後混乱期の古い記録が中心で、別の記録が残っている可能性は低いとみられる。