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ねんきん特別便に見本を同封 書式変更は見送り
このニュースのトピックス:年金問題
年金記録の確認を促す「ねんきん特別便」が分かりづらいとの批判を受けて、舛添要一厚生労働相は22日、厚生労働省内で記者団に対し、書式の変更は行わず、加入履歴欄をチェックする見本と、「記録漏れの可能性が高い」との注意書きを同封することで対応する考えを明らかにした。特別便を送り済みの人には再送する。一方、社会保険庁は記録に結びつく可能性が極めて高いケースについては、社保庁側から電話で連絡をとり、ヒントを伝える方針を明らかにした。
同封する見本は、いわば加入履歴欄の説明書だ。見本として示す加入履歴欄の空白部分に赤字などで「記録漏れになっている可能性が高い」などと記す。特別便を受け取った人には、この見本と見比べながら、自分の記録に誤りがあるかどうかをチェックしてもらう。
自民党などからは、「加入履歴欄を大幅変更し、記録漏れが分かるような情報を記載すべきだ」といった指摘も出ていたが、舛添氏は記者団に対し「空白の期間に、どこに勤めていたかを書けばいいが、なりすまし(の可能性)があるので書けない。コンピューターのプログラムを組み替えだけで何カ月もかかる」と述べ、書式変更は困難との考えを示した。
また、加入履歴に空白があるような人については、記録漏れの可能性が極めて高いことを知らせる、注意書きも同封。これらを同封した特別便は、送付済みの73万人にも再送する。
一方、社保庁は、特別便で「記録訂正の必要がない」と回答してきた人のうち、誰のものか分からなくなっている約5000万件とオンライン記録とに重複期間がないなど、記録に結びつく可能性が極めて高いケースについては、社保庁側から電話連絡をとって、過去の勤務先の業種や所在地など、記録訂正につながるようなヒントを伝える方針を明らかにした。