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ねんきん特別便、回答者の8割が「訂正なし」
このニュースのトピックス:年金問題
舛添要一厚生労働相は18日の閣議後の記者会見で、誰のものか分からず「宙に浮いた」年金記録5000万件の持ち主とみられる人に確認を促す「ねんきん特別便」について、これまでに記録訂正の有無を回答してきた人のうち、想定を上回る約8割の14万人余りが「訂正なし」と回答したことを明らかにした。
社会保険庁は特別便を送った人の相当数には訂正があるとの見通しを示しており、今回の「訂正なし」との回答の約半数は、実際には訂正がある人からの分である可能性が高いという。特別便はこれまでも見方が分かりにくいという指摘があり、大半が「訂正なし」となった一因になっている可能性もある。
社保庁は今後、訂正があるとみられる人に対して、職員が電話や訪問で直接訂正を呼び掛ける方針。
社保庁によると、今月7日現在、昨年中に送付した受給者約48万2000人のうち、回答を寄せたのは約16万7000人。そのうち「訂正あり」は約2万1000人だけで、約14万2000人は「訂正なし」との回答だった。残りは相談のみだった。住所不明で特別便自体が届かなかった人も約2400人いた。
社保庁は、訂正の確認を進めるため今月16日の発送分から特別便の封筒に、まず相談ダイヤルや社会保険事務所に連絡するよう求める赤字の文言を追加した。
これまで社保庁は、訂正の有無を届け出た人数を約4万4000人と発表していたが、はがきで「訂正なし」と返送した人は含めていなかった。