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年金統合は難航必至 福田内閣の責任論へ発展も
このニュースのトピックス:年金問題
未統合の年金記録5000万件のサンプル調査では、マイクロフィルム化された手書き台帳が判読困難になっているケースが存在することも明らかになった。約4割にのぼる統合に支障が生じる可能性のある記録の確認には、手書き台帳との照合が不可欠のため「1人1人の記録が点検され、正しく年金が支払われるようにしたい」とする福田康夫首相の公約実現は難航が予想され、福田内閣の責任問題に発展する可能性も出てきた。
年金記録紛失問題をめぐっては、舛添要一厚生労働相が「最後の1人、最後の1円まで確実にやる」と明言するなど、福田内閣は年金の支給漏れの完全解決を約束している。
だが、マイクロフィルムで管理されている旧台帳記録約1430万件についてのサンプル調査では、マイクロフィルムの内容が判別できなかったものが、氏名で3.6%、生年月日2.1%、性別7.0%。船員保険36万件調査でも、氏名の判読不能な記録が3.2%見つかった。検証委員会事務局によると、5000万件のサンプル調査でも、判読不能なマイクロフィルム記録が十数件確認された。
舛添氏は31日の会見で、統合に支障が出そうな記録が約4割あったことについて「若干難しそうなのは1割程度」と強調したが、これは来年3月末までの照合作業への影響を説明しただけに過ぎない。