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【アラーキーがゆく】名作編 仙台美女 1枚きりのヌード
このニュースのトピックス:女性
平成15年3月29日付「仙台編」から。384回を重ねた「アラーキーがゆく」の中でも、ヌード写真を掲載したのはこの1枚だけだ。
仙台市郊外、広瀬川源流沿いの作並温泉。まだ、しんしんと寒さが残っていた。湯につかる女性の肌がしっとりと息づき、背後の岩崖(がんがい)の荒々しさと静かなコントラストを見せる。「懐かしいね〜。彼女は誰だったかなぁ」と、アラーキーは写真を見ながら担当記者に尋ねた。
「以前雑誌の公募で荒木さんに撮ってもらったという仙台の女性が、『結婚する前に改めてヌードを撮ってほしい』って手紙を寄こしてきたんですよ」「そーだった! 度胸あるね。今ごろ元気でやってるかな」
この仙台ロケから同行することになった記者(女性)は、アラーキーといえばヌード撮影…と思いこみ、モデルも決まっていないのに現地温泉宿に、撮影で露天風呂を使わせてほしいと頼んでいたのだった。「で、だれが入るんだ?」というとき、舞い込んできたその手紙。ヌードモデル志願者が全国各地にいる、モテ男アラーキーの逸話である。
湯けむりの中、「ステキです、そういい、うん、よ〜し。ちょっとタオル外してみちゃう…」。あこがれの写真家のささやきとシャッター音に酔わされて、うるうる艶(つや)めく女の瞳。これからどんどんいい表情になってゆくわけですが、いくら芸術でも新聞ではこれがギリギリ。「想像かきたてるだろ。裸より隠す方がエロなんだよ」とアラーキー。
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