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【ゆうゆうLife】家族がいてもいなくても(140)生きてきたご褒美 (1/2ページ)
困ったことに、先月出掛けたフランスでの人形劇フェスティバルの興奮がさめずにいる。
家中に大きなポスターを張ったり、シュールな人形を飾りまくったりしている。
自宅が仕事場兼活動の場なので、わが家にはいろんな人がやってくるけれど、入ってきた人が、中を見回して「わおーっ」と声を上げている。
その度にフランスの露店で購入してきた大道芸人風の服を着た私が、上機嫌で人形を繰って見せたりもする。
われながら、「ナニヲ、ワタシハ、ヤッテイルノダ」状態が続いている。それで、考えた。
年をとると世間のことなどなんのそのになる、と言う人がいるけれど、それってこういうことかしら、と。でも、どうしてそうなのか、とも。
私の場合、一応食べていかねばならないので、仕事だけは適度にしているが、思えば、すでに妻役を降りている(これは随分前からですが)。さらに、すっきり娘役も降り(親を見送ってしまった)、母親役も降り(子供は結婚して独立した)てしまった。
つまりは、他者から依存も期待もされないラクな立場になったのだ。そうなると、さびしくなってしまう、と思っていたら、とんでもない。
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