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異例のパトカー出動 赤ちゃんの命が救われる (1/3ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
手術室で心拍数が急降下し、消え入りそうになる小さな命。緊急帝王切開手術のため呼び出しを受けた麻酔医は大渋滞で病院にたどり着けない−。9月下旬、こんな緊急事態に大阪府警のパトカーが出動し、サイレンを鳴らして麻酔医を運び、瀬戸際で命が救われた。異例のパトカーの運用だったが、あと10分到着が遅れていたら危なかったという。赤ちゃんは無事に誕生し、愛らしい笑顔を振りまいている。母親は「多くの人たちに助けてもらった命。感謝の気持ちでいっぱい」と話している。
「赤ちゃんが危ない。パトカーを出してほしい。力を貸してください」。
9月21日午後6時40分ごろ、河内長野署に懇願する電話がかかってきた。東大阪市で開業する麻酔医、二永(になが)英男さん(55)からだった。
この日、河内長野市内の病院で、出産間近の胎児が産道で圧迫され、通常150前後の心拍数が60ほどに急降下。緊急に帝王切開を行うため、二永さんに要請があった。少なくとも1時間以内の手術開始が求められるケースで、二永医師はすぐにマイカーで自宅を出た。
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