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大型ホール不足 「大阪公演」が消える? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:年金問題
ポップスやオペラなど大規模コンサートの「大阪公演」が、じわりと減り始めている。建て替えなどで大型ホールが休館したためほかの施設の予約が満杯となり、企画会社が大阪を外すケースが出ているためだ。「大阪回避」は建て替え終了までの一時的な動きともいえるが、15日に入札が行われる「大阪厚生年金会館」(大阪市西区)の落札者次第では、従来の客席数を確保できない恐れもあり、関係者は「将来的に大阪公演が激減するかもしれない」と気をもんでいる。
「とにかくホールが全然ない状態」。ポップスのコンサートなど年間約100公演を行うコンサート企画会社「ソーゴー大阪」(北区)の担当者は、「大阪公演」をしたくてもできない実態を明かす。
コンサート関係者によると、大型セットや多数のスタッフを動員するツアーは「会場の座席数1800席前後が採算ライン」。府内でこれをクリアするのは、グランキューブ大阪(北区、2754席)▽フェスティバルホール(同、2700席)▽梅田芸術劇場(同、1905席)▽厚生年金会館(2400席)−の4施設だ。
しかし、フェスティバルホールは、建て替えのため平成20年12月から休館(25年中に同規模で再開)しており、厚生年金会館は、国の年金福祉施設の見直しに伴い来年4月で売却。このため、グランキューブでは予約可能な23年10月まで空きがなくなり、自主公演事業が多くツアー公演が少ない梅田芸術劇場にも空き状況の問い合わせが殺到、大阪離れが進みつつあるという。
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