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谷川さん詩集をスペイン語に メキシコ人国連職員が翻訳

2009.7.5 11:26
東京都内のメキシコ大使館で、詩集「世間知ラズ」を朗読する谷川俊太郎さん(左)と翻訳者のクリスティナ・ラスコンさん=6月25日(共同)東京都内のメキシコ大使館で、詩集「世間知ラズ」を朗読する谷川俊太郎さん(左)と翻訳者のクリスティナ・ラスコンさん=6月25日(共同)

 メキシコ出身の国連職員クリスティナ・ラスコンさん(33)が詩人谷川俊太郎さんの詩集「世間知ラズ」をスペイン語に翻訳、このほど都内のメキシコ大使館で谷川さんも出席して日本語、スペイン語による詩集の朗読会が開かれた。

 ラスコンさんは日本留学中の2001年、書店で偶然、谷川さんの作品に出合った。「自分を客観的に描写する谷川さんの力」に感銘を受けて翻訳を開始。07年にメキシコ市で「世間知ラズ」の訳書を出版した。

 朗読会にはファンら約300人が参加。ラスコンさんは「日本語での韻や、ことわざを訳すのが最も難しかった。できるだけ注釈を付けず原文のイメージが伝わるよう工夫した」と話した。

 谷川さんは「(原文は)分かりにくい詩だが、クリスティナさんが真っすぐに受け止めてくれたことをうれしく思う」と感想を述べた。

 「世間知ラズ」は1993年に出版、谷川さんの父親の死や日々の暮らしなどを題材に33編の詩が収録されている。(共同)

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東京都内のメキシコ大使館で、詩集「世間知ラズ」を朗読する谷川俊太郎さん(左)と翻訳者のクリスティナ・ラスコンさん=6月25日(共同)
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