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就職支援の「大阪希望館」発足1カ月 4人入居、将来の不安も (1/2ページ)
このニュースのトピックス:格差社会
不況で職を失った人たちを入居者として受け入れ、就職活動を支援している大阪市北区の「大阪希望館」は4日、発足からの約1カ月で4人の入居者を受け入れ、スタッフによる就職相談などを通じて職探しを支援してきた経過を明らかにした。入居者4人は報道関係者の取材に応じ、厳しい不況で就職先が決まらず、先行き不安を募らせている心情や、「支援は大変心強い」とする感謝の気持ちを訴えた。
同館は大阪市西成区のあいりん地区で活動するNPO「釜ケ崎支援機構」や連合大阪、宗教団体などが協力して設立、6月8日から運営を始めた。建物などは建設せず、近隣のアパートなどを借り上げ、一時的に入居してもらうシステム。部屋には簡易ベッドやテレビ、冷蔵庫、湯沸かしポットなどが備えられている。
事務所には2〜4人のスタッフが待機し、就職活動の相談などに応じている。企業面接に必要なスーツなども貸し出し、2週間程度で自立の道筋をつけることを目指す。不況で職を失ったり、ネットカフェを渡り歩いて生活拠点のない若者などに利用を呼びかけており、発足から約1カ月が経過した現在、4人が入居している。
派遣社員だった男性(42)は今春、派遣先の直接雇用に切り替わる際に派遣元の寮の契約継続のため十数万円を求められ、支払い困難のためやむなく退去。仕事も辞めざるを得なくなった。「貯金もなく食べられない状態に追い込まれていたので、入居の支援はありがたい」。派遣切りにあった男性(33)も「役所では職探しの相談をしても満足に聞いてもらえないが、ここでは何でも聞いてくれる」と話した。
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