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熱いコーヒーと静かな議論…「哲学カフェ」人気 (1/2ページ)
いつもは当たり前と見過ごしていることを、コーヒーを片手に議論する。そんな「哲学カフェ」が、関西を中心に広がりをみせている。「お金とは何なのか」「空気を読めないってどういうこと」といったチラシやネット上で掲示されるテーマを見て集まるひとたちは、性別も年齢もばらばらでほとんど初対面。ふだんの所属に関係なく一個人として意見をぶつけあうちょっと不思議な空間に、ひとは何を求めて集まるのか。
京阪電鉄なにわ橋駅(大阪市北区)のイベントスペース「アートエリアB1」。通路から丸見えの場所で月に2回ほど、「中之島哲学コレージュ」という哲学カフェが開かれている。平日の夕刻、15人ほどの参加者が集まった。開催日程や内容はアートエリアB1のホームページに掲示されている。「市民とは誰か?」が、この日のテーマだ。
進行役の高橋綾さん(33)が「社会に参加するとはどういうことなのでしょう」と意図を説明し、自己紹介もないまま話し合いに。「市民活動に違和感を持つがどうしてだろう」「ネット上ではプロ市民という言葉が悪いイメージで使われている」−。ひとしきり議論が続いた。

