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静岡に待望の「空の玄関」 最後の地方空港開港
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全国で98番目の空港で、国が空港建設を抑制しているため「最後の地方空港」とも称される静岡空港(静岡県島田市・牧之原市、愛称・富士山静岡空港)が4日、開港した。建設地決定から20年余り、長距離移動は陸路に頼っていた静岡県に、待望の“空の玄関”が誕生した。
午前8時42分、ほぼ定刻に福岡行きの1番機が飛び立つと、展望デッキから見守った多くの見学者から「万歳」の声と大きな拍手が起きた。
静岡空港は昨年9月、滑走路周辺の私有地に航空法の高さ制限を超える立ち木などが残ることが発覚。開港が3カ月遅れるとともに、滑走路を300メートル短縮しての暫定開港を余儀なくされた。今年2月、地権者が石川嘉延知事の辞職を条件に障害物を除去すると明らかにしたことから、石川知事は辞職を表明。5月に立ち木が伐採され、今秋には2500メートル滑走路で“完全開港”できる見通しがついた。
早朝の開港式では、「立ち木問題」解決と引き換えに失職する石川知事があいさつ。空港の行く末をこの日のあいにくの曇天に例えて、「曇り空にもかかわらず比較的視界良好で、空港の将来を暗示するような天気です」と述べると、会場は笑いに包まれた。
開港時の定期便は国内線が札幌、福岡、沖縄へ1日6往復。国際線はソウル線と上海線。7月からは静岡空港を拠点とする航空会社が、国内3カ所へ定期便を運航する。







