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【写真劇場】月と太陽の物語 砺波平野の散村の朝日

2009.5.23 18:00
このニュースのトピックス写真劇場
朝日に色づく砺波平野。太陽が田んぼの水面に現れた =富山県南砺市の医王山付近から朝日に色づく砺波平野。太陽が田んぼの水面に現れた =富山県南砺市の医王山付近から

 富山県の庄川、小矢部川の流域に広がる砺波(となみ)平野。「カイニョ」と呼ばれる屋敷林に囲まれた家々が点在する散居集落が広がる。

 屋敷林は、厳しい冬の風雪と夏の暑さを防ぎ、一年中吹く西風から住居を守る。

 富山・石川県境に位置する医王(いおう)山(ぜん)一帯(奥医王山、939メートル)から砺波平野を見下ろした。満天の星空、遠くに富山市街の夜景が広がる。

 朝焼けの光が空を次第に明るく染め始めて、田んぼの水面に映り込む。屋敷林のシルエットが際立ち、まるで切り絵の世界のようだ。

 太陽が立山(たてやま)連峰からゆっくりと現れ、陽光が水面に反射する。奥の田んぼが光ったと思うと、手前の田んぼにも太陽が。いつしか、小鳥の目覚めの鳴き声が周囲に響き渡っていた。

 午後、夕焼けに染まる屋敷林を狙う撮影ポイントの山に入ったが、想定したように夕日が赤くならない。あきらめて帰るころには、カエルの合唱が周囲を埋め尽くしていた。田んぼに囲まれた道を車で走っていると、薄雲をまとい眠そうな空が、おぼろ月の光で白いスクリーンを空に描いていた。きれいに並んだ屋敷林の杉の木のシルエットが、影絵となって浮かぶ。

 田植えの時期にだけ見ることのできる光の景色。秋にはあたり一面が黄金色の稲穂の波で埋まり、豊かな収穫を迎える。(写真報道局 山田哲司)

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朝日に色づく砺波平野 =富山県南砺市の医王山付近から
朝日に色づく砺波平野 =富山県南砺市の医王山付近から
朝日に色づく砺波平野。太陽が田んぼの水面に現れた =富山県南砺市の医王山付近から
朝日に色づく砺波平野 =富山県南砺市の医王山付近から
朝日に色づく砺波平野 =富山県南砺市の医王山付近から
夕陽に染まる砺波平野 =富山県砺波市
田植えの最盛期を迎えた砺波平野の散居村 =富山県砺波市
麦畑と屋敷林 =富山県砺波市
水田に映る屋敷林=富山県砺波市
田植えが終わった田んぼに浮かび上がるおぼろ月夜の屋敷林 =富山県砺波市
おぼろ月夜に浮かび上がる屋敷林 =富山県砺波市
沈む月と夜景の砺波平野 =富山県砺波市
星空と夜景の砺波平野 =富山県南砺市の医王山付近から
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