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【集う】「児童福祉文化賞」表彰式 8日、東京・霞が関
児童福祉週間(5月5〜11日)にあわせて行われた「児童福祉文化賞」の表彰式。受賞者20人と関係者20人が出席し、わずか30分ほどのつつましい式典だったが、今年で51年目とその歴史は古い。
昭和34年に始まり、児童や子供向けの絵本や人形劇、映画など、多くの作品や教育活動を選び、顕彰してきた。
こども未来財団と共催している児童健全育成推進財団の鈴木一光常務理事は「半世紀を超える歴史と実績は自慢できる。ただ、マスコミ対策など宣伝が下手でまだまだ認知されていない」と苦笑する。
今回はゴッホやルソーなど4人の画家の絵を子供向けに構成した“シリーズ絵本”『イメージの森のなかへ』(利倉隆著、二玄社刊)=出版物部門=と、舞台芸術部門の『ちいちいにんにん』(人形劇団ののはな)、映像・メディア等部門の『里山っ子たち』(桜映画社)の3作品をはじめ計12作品が表彰された。
また、長年にわたり日本の絵本の発展に寄与し、児童の健全育成に貢献した活動に与えられる特別部門では、共に都内在住で、童話作家の中川李枝子さん(73)と、中川さんの実妹で画家の山脇百合子さん(67)が受賞した。
中川さんは「子供を喜ばせるのが好き。いつも子供を楽しませることを考えている。若いころ、保母を目指して児童福祉を学んだことが今も役に立っている。子供たちにありがとうといいたい」と喜んでいた。
鈴木常務理事は「今の子供には心の栄養が欠けている。子供が感動し、まねをしたくなるような心の糧をこれからも提供していきたい。“歴史の希望”といわれる子供のためにも、応援してください」。今こそ、賞の存在が評価される時だろう。(押田雅治)
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