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「ドカベン球場」なぜ立ち消え? 新潟の命名権論争を追う (1/3ページ)
このニュースのトピックス:高校野球
「ドカベン」の名を冠してアピールするか、命名権売却で運営費に充てるか−。1年以上にわたり論争を続けてきた新潟県立野球場(新潟市中央区)の名称が「HARD OFF ECOスタジアム新潟」に決まった。最後まで命名権の売却にこだわった泉田裕彦知事だが、新潟市出身の原作者、水島新司さんや、「ドカベン」の愛称を求めた野球団体との間には不協和音も生じた。騒動の真相は−。
泉田知事は平成16年の中越地震発生を受けて県立野球場の建設を凍結。18年7月、県議会は建設にゴーサインを出したが、「他の予算へのしわ寄せが懸念される」との議論があったため、泉田知事は年間6500万円の運営費を軽減する方策として、命名権の導入を検討してきた。
ドカベンスタジアムの機運が高まったのは、昨年2月。水島さんはNPO法人「新潟野球人」が開いたパネルディスカッションに出席。参加者から「県立野球場の名称に水島先生のドカベンを使うことはできないでしょうか」と提案され、「新潟のため、どうぞドカベンを使っていただきたい。もちろんお金は1円もいりませんから」と快諾した。
水島さんの関係者が明かしたことによると、その後すぐ、県の担当者が水島さんのもとを訪れ、企業名とドカベンの併記について打診。水島さんは了承した。しかし、有力スポンサー企業にドカベンと社名の併記に難色を示され、県は電話一本で水島さんに断ったという。
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