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男性誌も付録花盛り 部数増で広告収入アップ (1/2ページ)
このニュースのトピックス:ファッション
有名ブランドのバッグ、ベルト、靴下…豪華付録といえば女性ファッション誌の定番だったが、負けじと大きな付録を挟み込んだ分厚い男性誌も目立ってきた。各ブランドとの共同企画で実用性のあるグッズをそろえ、お買い得感を前面に出す。「部数増→広告収入増」の好循環を狙った物量作戦は、雑誌離れの打開策になるのか?(海老沢類)
男性ファッション誌「クール・トランス」(ワニブックス)は5月号で付録の原価を倍増させ、トートバッグを付けた。24日発売の6月号には「これまでで最も高コスト」(里見真人編集長)という有名ブランドのメッセンジャーバッグを付け、通常580円の価格を特別に690円に上げる。
里見編集長は「付録の質によって部数が10パーセントほど動く。新たな読者を獲得しやすい新学期を選び、原価アップにチャレンジした」と説明する。
女性誌で豪華付録がブームになったのは、材質などの規制が緩和された平成13年以降。19年に景品の上限額が引き上げられたこともあり、部数の少ない男性誌も大型付録を積極的に付けるようになってきた。
流れをつくったのは、一昨年から全ファッション誌に毎号付録を付けている宝島社の成功だ。男性誌「スマート」でも、編集方針の変更と並行して付録の縫製や素材を改良したところ、平均実売数が5万部近く伸びて20万部を突破。男性ファッション誌の首位を走る。同誌の5月号は、靴下2足付きで590円。人気ブランドが手がけたデザインをもとに海外で安価に生産することで、雑誌の価格も抑えている。太田智之編集長は「部数増への先行投資」と話す。
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