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C型肝炎 未治療150万人、がん化の危険 治療薬は進歩 (1/3ページ)

2009.4.11 08:01
このニュースのトピックス薬害肝炎問題
開業医らとの連携パスを手にC型肝炎治療の現状について語る武蔵野赤十字病院副院長の泉並木さん=東京都武蔵野市開業医らとの連携パスを手にC型肝炎治療の現状について語る武蔵野赤十字病院副院長の泉並木さん=東京都武蔵野市

 ■インターフェロンで6割完治 

 肝がんの原疾患の8割を占めるC型肝炎。治療薬の進歩で6割が完治するようになった半面、全国で中高年を中心に200万人とされるC型肝炎ウイルス感染者のうち、治療を受けているのは4分の1に過ぎない。放置すれば4割が肝がんになるだけに、専門医は企業検診に検査項目を加えるなど、受診率向上を呼びかけている。(八並朋昌)

 ≪40歳以上が中心≫

 「国や自治体がC型肝炎ウイルス検査を続けても、7割が受けていない。特にサラリーマンの多い都市部が深刻。企業検診でもC型検査を行うことが大切」

 こう話すのは、肝炎治療に詳しい武蔵野赤十字病院(東京都武蔵野市)副院長の泉並木さん(55)。

 C型肝炎ウイルスは約20年前に確認され、平成14年度から全国で、40歳以上を対象に無料の住民検診が行われている。だが、受診状況は泉さんの指摘どおり。感染は血液経由で、(1)平成4年以前に輸血した(2)6年以前に血液製剤の投与を受けた(3)大手術を受けた(4)覚醒(かくせい)剤の注射針やボディーピアスの器具を共用した−場合などに起きる。

 「母子感染や性行為による感染はほとんどない。献血の検査体制整備や注射針の使い捨てなどで、現在は国内の新たな感染は極めて少ない」。だから、感染は40歳以上が中心になる。

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開業医らとの連携パスを手にC型肝炎治療の現状について語る武蔵野赤十字病院副院長の泉並木さん=東京都武蔵野市

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