[PR]
ニュース: 生活 RSS feed
「デートDV」被害絶えず 監視や束縛…高校生向けに講座も (1/3ページ)
このニュースのトピックス:ドメスティック・バイオレンス
「居場所の報告を逐一求められる」「携帯電話から友達の番号を消された」…。恋人から暴力や精神的な嫌がらせを受ける「デートDV(ドメスティックバイオレンス)」の実態が次々と表面化している。24日に内閣府が発表した調査では、20、30代女性の約5人に1人が、交際相手から身体的暴行や恐怖を感じるような脅迫などを受けた経験があることが分かった。ただ、自覚のない加害者、被害者も多く、認識を高めてもらうための啓発活動が各地に広がっている。(安田幸弘)
■別れ話に「死ぬ」
関東地方の30代の女性は昨夏、実業団の野球チームに所属する男性と付き合い始めた。優しくて、さわやかな感じに好感を持った。
だが、交際を始めると、男友達の連絡先を携帯電話から勝手に消されるなど、嫉妬(しっと)深さが目立つようになった。誰といるか監視の連絡が入ったり、「オレの彼女とどういう関係だ」と男友達に電話で問い詰めたりすることも。被害はエスカレートして、女性は首をつるし上げられ、殴られたこともあった。
別れ話を切り出すと、「別れるなら、オレは死ぬ」と男性は自分の首にサバイバルナイフを突きつけた。女性は「死ぬと言われるのは、ほとんど脅迫。精神的に苦しむなら、結婚した方がいいかも…」と悩みを記者に打ち明けた。
■携帯電話普及が一因
デートDVへの社会的関心は、数年前から高まってきた。被害の内容は人によって異なるが、加害者の大半は男性で、多いのは過度の監視や束縛だ。
「携帯電話の普及で、いつでもどこでも連絡がとれるようになり、束縛したりされたりする時間が昔と比べて長くなった」。DVの防止活動などを行う市民団体「あゆみだした女性の会」(岐阜市)の広瀬直美代表(44)は、こう説明する。
このニュースの写真
[PR]
[PR]

