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【集う】NPO法人キャンサーリボンズ「がん支えあいの日」記者発表会
■東京・溜池山王の日本財団
「がん」は日本人の2、3人に1人がかかるほど身近な病だ。ひとごとではないこの病を理解し、患者や家族を支援できる社会を目指そうと、NPO法人「キャンサーリボンズ」(東京都中央区)が、新たにシンボルソング「あなたが大切だから」を作り、マスコミに披露した。
作詞・作曲を担当したタレントの山田邦子さんは、平成19年に乳がんを患った経験がある。「家族、先生、友達などいろんな人に支えられて病気は治っていく。そのことを、四声合唱で歌って表したい」として、自ら団長をつとめる『スター混声合唱団』を率いて登場した。
会場には、やはり約20年前に乳がんを患った女優の音無美紀子さんや、闘病を支えた夫の村井国夫さん、歌手の柏原芳恵さんらも駆けつけた。春を思わせるピアノの旋律にあわせ「つなげよう心を」と優しい歌声で合唱。耳にも心にも残るメロディーで、マイクを向けられて思わず口ずさむ記者もいた。
合唱の後には「キャンサーリボンズ」の活動が紹介された。理事で自身もがんで母親を亡くしたという兵庫医療大学(神戸)の佐藤禮子(れいこ)副学長は、抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けた患者に医療用ウイッグ(かつら)を提供する取り組みを紹介し、「あなたが大切だからというのは素晴らしい言葉。あすはわが身という気持ちで心と心をつなぎ、がんを乗り越えていく社会にしましょう」とアピール。
一方、岡山慶子副理事長は、夏至にあたる6月21日を「がん支えあいの日」とすると発表。この日を境に季節がうつろうように、がんを人生における節目ととらえ、「社会全体でがん患者の生活支援を行動にうつし、支え合う日に」と呼びかけた。
会のシンボルマークは「あなたが大切です」が花言葉であるアイリスの花。今年、アイリスが咲くころ(初夏)に、「がん支えあいの日」の記念イベントを開く予定だ。(津川綾子)
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