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エレベーター内、お静かに 希薄化する礼節…ステッカーで効果 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:保険
エレベーター内で無遠慮におしゃべりをする人が増えていることから、一部の企業や官庁などが静粛を呼びかける掲示を行い、効果を上げている。第三者には不快なうえ、情報管理の面でも問題があるからだ。公共的な狭い空間では静かにするのがエチケット。エレベーター一つにも日本人の礼節の希薄化が浮かび上がる。(八並朋昌)
◆不快にさせない
「○○(同僚)のお母さんは○○(病名)らしい。かみさんも病気だし、大変だな」
「○○(企業名)の対応はいつも最悪で、あきれちゃうんですよ」
東京都心にある会社のエレベーター。同僚のプライバシーや取引先の悪口を、社員同士で話している。来客も同乗しているのに、おかまいなしだ。
同様のおしゃべりによく遭遇するという40代男性は「狭いエレベーター内は声が響き、同乗者には不快。情報管理面でも問題だ。放置している会社や官庁は組織として、底の浅さが透けて見えそうだ」とあきれる。
半面、東京海上日動火災保険は平成18年夏から、東京・丸の内の本店本館と新館、大阪ビジネスパークの大阪東京海上日動ビルで静粛を求めるよう掲示。「お客さまに私語で不快な思いをさせないよう、社員から声が上がった」と広報部の末木めぐみさん。
A4判の縦半分の手作りステッカーを、エレベーター内の行き先ボタンの上方に張っている。本館と大阪は金色の文字で「私語はお休み」の標語と、人さし指を口に当てた顔マーク。「新館は他社も入っているので表記は緑色で『エレベーター内ではお静かに』にした」。末木さんは「社員にはエレベーター内静粛が浸透し、来店された方にも理解いただいている」という。
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