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【集う】世界料理サミット2009 TOKYO TASTE(9日、東京都千代田区の東京国際フォーラム)
このニュースのトピックス:旅
ステージに世界8カ国の一流料理人がズラリと並んだ。ミシュランで三つ星を獲得したことでも知られるフランス料理のジョエル・ロブションさん、スペイン料理のフェラン・アドリアさん、日本料理「龍吟(りゅうぎん)」の山本征治さん…。
これだけの名だたる料理人が一堂に会するイベントは、世界でも珍しい。その料理人たちが、11日まで3日間にわたって順番にステージに立って、料理の技術を観客の前で披露する。チケットは開会前からほぼ売り切れになっていた。
目的はもちろん食文化の国際交流だが、それだけではない。日本の食文化PRや日本食材の輸入拡大を働きかけるのも、大きな目標だ。サミットの“仕掛け人”であり、実行委員長を務める服部栄養専門学校校長の服部幸応(ゆきお)さんは話す。
「世界の一流シェフがサミットで日本の食材に興味を抱き、料理に使う。そうすると、一気に日本食材が世界に広がるんです」
日本の農産物輸出はなかなか拡大しない。最近では、海外でも日本食が食べられるようになったが、まだまだフランス料理やイタリア料理のようにはいかない。パリには、フランス料理目当てに、日本の何倍もの観光客が集まるといわれている。
「シラク前大統領に『日本料理だっておいしいじゃないか。もっと宣伝しなさい』と言われました」
オープニングセレモニーに出席した実行委員会総裁の小泉純一郎元首相は、こんなエピソードを明かした。
サミットには、日本企業や農林水産省がPRブースを多数出展。多くの海外メディアや料理人、レストラン業者が訪れ、試食したり、取材したりした。フェラン・アドリアさんは、視察に来た小渕優子・内閣府担当相に「日本にとって重要なサミットですね」と話していた。(菅原慎太郎)
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