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西陣織・京友禅、「東京の知恵とセンス」で再生 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:ライフスタイル
不振にあえぐ京都の伝統和装産業が東京で“イメチェン”を図るプロジェクトが進行している。かつて「作れば売れる」といわれた西陣織は、出荷額が最盛期の12%、京友禅も22%と落ち込む中で、京都市が東京のファッション業界に救いを求めたのだ。古都からの「SOS」を受けた最先端のプロたちは再生アイデアを出し合い、3月には京都の業界関係者と初対面する予定。東西融合の新たな試みは、起死回生策となるのか−。(森川潤)
直言続出
「やはり敷居が高い」
「業界が鎖国しているイメージがある」
昨年11月末、東京駅近くのホテルで行われた「和装産業活性化戦略プラン策定委員会」。委員からは、厳しい指摘や率直な意見が次々と飛び出し、盛んな議論は2時間以上も続いた。
同委員会は、首都圏での販路開拓を目指す京都市が昨年8月に設置。東京のファッション雑誌編集者や、和装業界にまったく携わったことのない若者ファッションのトレンドセッターなど6人が委員を務める。
委員たちは「まさか京都から依頼があるとは思わなかった」と口をそろえる。誇り高い京都人が、東京へアプローチをかけることが珍しかったからだ。「東京にはなく、京都にしか出せない技術やブランド力がある。これは守るべきだ」
新展開に業界からは反発も予想されるが、市の担当者は「決して東京に魂を売るのではなく、京都の矜持(きょうじ)をもちながらステータスの拡大につなげたい」と話す。
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