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カードゲームで環境教育、慶大生が開発…地球守護軍vs破壊軍 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:環境・エコ
子供たちに環境問題へ取り組むきっかけを作ってもらおうと、環境の保全と破壊を題材にしたトレーディングカードを使った対戦型ゲームを学生らが開発した。教育の一環に導入した小学校では、関心の薄かった児童が自分の身の回りの出来事として考えるようになるなど効果が表れている。(日野稚子)
「そっちが15点、こっちが8点だから、マイナス7点かー。あー、負けちゃったー」。昨年12月22日、横浜市立つつじが丘小学校(児童577人、小正(こまさ)和彦校長)の5年生110人ほどが一つの部屋に集まり、対戦型カードゲームを使った授業に初めて取り組んだ。
このゲームは「地球環境カードゲーム マイアース」。学校側はかつて、子供たちが持ち込むいろいろなカードゲームを勉強の妨げやけんかの原因になるとして取り上げていたが、学年主任の山本慶子教諭は子供たちの熱中ぶりを見て、「偉い人の話を聞くだけの授業より、好きなカードを使うほうが理解が早い感じがする」と目を細めた。
ゲームを発案したのは慶応大大学院の岡崎雄太さん(24)。同大入学直後から環境問題に取り組みたいと考えていたが、「『地球が泣いている』といったようなスローガンはどこかセンセーショナルにあおっているような気がした」。そんな中、中学時代に夢中になったカードゲームの活用を思いついたという。
構想をもとに、同期生とともにデザイン化。昨年7月、大日本印刷と共同出資の合同会社「マイアース・プロジェクト」を設立、製品化を実現させた。
ルールは、子供に人気の「ポケモン」「遊戯王」といった対戦型カードゲームに似ている。二手に分かれ、手札からカードを選び、書かれた点数を比較して対決。負けた方の持ち点から点差分を引いていく。どちらかの持ち点が無くなるまで対決を繰り返す。
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