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景気悪化のお陰? 高級レンタル産業好調 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:金融危機
世界的な景気悪化の影響で家計のやりくりも難しくなる中、高級ブランド品を安価で貸し出すサービスが好調だ。財布のヒモを締めて高級品の購入を控える一方で、「特別な日には高級品でおしゃれしたい」という若い男女の願いを満たしているようだ。高所得者層からも、節約しながら優越感を味わう新たな方法として注目が集まっている。(小川寛太)
インターネットでブランドバッグなどをレンタルするホームページ「Cariru(カリル)」では、ルイ・ヴィトンやシャネルなど14種類の有名ブランド約150点を取りそろえ、1週間から1カ月単位であこがれのバッグを借りることができる。利用者は、20代後半から30代の女性が中心だ。
カリルを運営する「ニューウェル」(東京都港区)の岩田光枝社長(33)は「景気が悪くなるほど利用が増える傾向にある」と話す。カリルの会員数は、米国発金融危機の懸念が広がった9月ごろからうなぎ上りに増加した。現在は約500人と、9月から3倍以上になっている。
会員になれば1週間1000円で借りられるバッグもあり、購入価格の25分の1程度の金額。買えば約100万円するエルメスのバーキンは、1週間3万9800円と高額ながら予約待ちの状態が続いている。
また、福島県などで呉服店「紬のたけやま」を経営する「共同物産」(同県郡山市)では、12日の成人の日に向けてレンタル料が10万〜15万円の高級振り袖を注文する客が、昨年に比べて1・5倍に。振り袖は4万円台からそろえているが、全体の利用者数は横ばいで高級層の増加が目立つ。
「購入価格を下げるなら、レンタルでもいいから良いものを着たいという客が増えている」と、同社の武山孝正社長(64)。
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