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【集う】映画「チェ 28歳の革命/39歳別れの手紙」マスコミ&学生記者会見(東京都千代田区の明治大学駿河台キャンパス)
キューバ革命からこの1月で50年。いまも世界の若者の支持を受けているのはカストロ兄弟よりも、ともに革命で戦ったチェ・ゲバラだろう。著作の新訳が発売され、今度は映画化である。
突然の金融危機で視界不良のいま、過去の教訓に学びたくなるのは世の常。こんなとき、どう行動すればいいのか。学生の悩みに答えるのは映画でゲバラにふんした俳優のベニチオ・デル・トロらという一風変わった会見がこのほどあった。
ホールに集まった学生は約300人。明大経営学部3年で、「この先不安…まだやりたいことが見つからない」という就職活動中の秋葉悠さん(21)は、「同年代のころ、どんな目標や夢を持っていたか」と聞いた。
「僕は20歳のころ、家族から反対されながら俳優になろうと志した。夢が見つかったら、たとえ反対されてもそれに向かって突き進んでほしい」とデル・トロ。次に、所属するゼミがしらけムードで盛り上がらないと悩む商学部4年の平塚佳枝さん(22)は「チェ・ゲバラの生きようを映画で見せることで、今のクールな学生に何を感じとってもらいたいか」と別の角度で質問すると、デル・トロは「世の中間違ってる、と感じることがあれば、立ち上がり、声をあげる意思を持ってほしい。物事に絶対はない。この世界はまだ変えることができる」と奮起を促した。
この会見には、北京五輪柔道の金メダリストからプロ格闘家に転向を表明した石井慧さんも登場、「僕は柔道界でプチ革命を起こしました」と発言し、会場を盛り上げた。
映画の監督はスティーブン・ソダーバーグ氏。デル・トロは25キロも減量し、生き写しのようにゲバラ像に迫っている。2部作で、別々の上映となる。「チェ 28歳の革命」は1月10日から、「チェ 39歳 別れの手紙」は1月31日から全国公開。(津川綾子)
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