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福袋は不況知らず? 百貨店の初売りに長蛇の列

2009.1.2 20:37
高島屋東京店での初売り。子供服売り場の福袋に人気が集まった=2日(中鉢久美子撮影)高島屋東京店での初売り。子供服売り場の福袋に人気が集まった=2日(中鉢久美子撮影)

 全国の百貨店で2日、平成21年の「初売り」が行われ、食料品や衣料品の福袋を買い求める客でにぎわった。景気が低迷しているだけに、百貨店側は客足を心配していたが、ほとんどの店で例年を上回る人出となり、店内は不景気を吹き飛ばすような熱気に包まれた。

 大阪・ミナミの高島屋大阪店では開店前に昨年より約500人多い約5500人が列を作った。

 同店では「景気の悪いときこそ、お得感のある福袋で新年を盛り上げたい」(広報担当)と昨年より2000袋多い5万袋を準備していたが、5万円相当の商品が入った、1万円の婦人服の福袋などが次々と完売。食料品売り場では、2万1000円の松阪牛のセットが開店から10分で売り切れた。

 大阪府門真市の女性会社員(24)は「福袋のために買い物をがまんしていたので今日は思い切り買い物します」と、たくさんの福袋を抱えて満足げな様子。大阪府和泉市の自営業の男性(53)は「昨年末は忘年会が減るなど景気の悪さを実感していましたが、福袋は不況知らずですね」と熱気に圧倒されていた。

 阪急百貨店(大阪市北区)も開店前、昨年より1・3倍多い約9000人が並んだ。また、阪神百貨店(同区)では、早朝から阪神タイガースの選手のサイン色紙入り福袋を求める人が行列をつくり、開店から約2時間前の午前7時40分には予定の販売数(500個)に達した。

 一方、大丸梅田店(同区)は例年並みの人出。牛肉や洋菓子など食品関係の福袋が人気で、同店では「こんな時代なので客足がどうなることかと心配したが、初売りに関しては不況の影響は少ないようだ」と話した。

このニュースの写真

高島屋東京店での初売り。子供服売り場の福袋に人気が集まった=2日(中鉢久美子撮影)
高島屋東京店で初売り。婦人雑貨が詰まった福袋は5千円、1万円、2万円の3タイプが売られている(中鉢久美子撮影)
初売りの福袋を買い求める客ら =2日午前10時1分、大阪市中央区の高島屋大阪店(撮影・山田哲司)
百貨店の初売りで福袋を買う人たち=2日午前、東京・日本橋
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