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【探訪】太古の眠りから目覚めた大滝 静岡県浜松市・竜ケ岩洞  (1/2ページ)

2008.11.30 11:03
竪穴の天井奥から降り注ぐ「黄金の大滝」の落差は30メートル。洞窟内は1年を通じて18度に保たれ、年間25万人が訪れる=静岡県浜松市竪穴の天井奥から降り注ぐ「黄金の大滝」の落差は30メートル。洞窟内は1年を通じて18度に保たれ、年間25万人が訪れる=静岡県浜松市

 「まさしく『なんだこれ!』でしたよ」

 「黄金の大滝」を発見した小野寺秀和さん(55)は当時の感動をこう表現した。

 真っ暗闇な洞窟(どうくつ)のわずかなすき間に体を滑り込ませ、遠くに聞こえる水音を目指してはうように前進した。突然、広い空間に出た。その竪穴の天井からは轟音(ごうおん)とともにしぶきとなって水が降り注いでいた。

 しばらく呆然(ぼうぜん)と立ちつくす小野寺さんと相棒の竹内健次さん(56)。2人でほおをつねりあったのを昨日のことのように覚えている。

 静岡県浜松市。浜名湖の北東8キロに位置する竜ケ石山(359メートル)の南麓に口を開ける竜ケ岩洞(りゅうがしどう)は総延長1キロ。東海地方で最大規模の鍾乳洞だ。黄金の大滝のほか大小の鍾乳石や地下水流が色とりどりのライトに照らされ、怪しい異空間をつくり出している。

 2億5000万年にわたって眠り続けた地底の王国が目覚めたのは昭和56年のこと。

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竪穴の天井奥から降り注ぐ「黄金の大滝」の落差は30メートル。洞窟内は1年を通じて18度に保たれ、年間25万人が訪れる=静岡県浜松市
「鳳凰(ほうおう)の間」と名付けられた一角には、天井から無数の鍾乳石が垂れ下がっている
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