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【街物語】(44)日本初の刑務所のラジオ生放送 DJは住職 (1/5ページ)

2008.11.30 08:18
このニュースのトピックス浜崎あゆみ
スタジオは会議室。2人の女性アシスタントとともに番組は進行する。裏方は制服を着た刑務所職員が務めるスタジオは会議室。2人の女性アシスタントとともに番組は進行する。裏方は制服を着た刑務所職員が務める

 「こんばんは。すっかり寒くなりましたね。きょうのテーマは『今年1年を振り返って』です。みなさんはどんな1年を過ごしたのでしょう」

 午後7時半、軽快な声が響き、いつものように番組が始まった。毎月1回、月末の月曜日に放送される富山刑務所内限定のラジオの生番組「730ナイトアワー」だ。

 DJを務めるのは地元の曹洞宗「清源禅寺」住職、川越恒豊(67)。「方丈豊」という名で、昭和54年の放送開始以来29年間、1度も休まず続けてきた。

 番組は、受刑者がリクエスト曲とともに添えてくる200字以内のコメントを紹介しながら進められる。

 《2人の子供がいます。ダメなパパでごめんね》

 《70を過ぎた年老いた母が面会に来てくれました。ずっと心配をかけてばかりで、申し訳ないです》

 受刑者はさまざまな思いをコメントに託し、彼にぶつけてくる。

 テレビはすべて消され、受刑者全員が聞き入る。「放送中はいざこざもなくみな静かになる。それだけ楽しみにしているんですよね」と看守長は言う。

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スタジオは会議室。2人の女性アシスタントとともに番組は進行する。裏方は制服を着た刑務所職員が務める
清源禅寺の住職、川越恒豊さんは袈裟から背広とベレー帽に着替えるとDJ・方丈豊になる
清源禅寺の住職、川越恒豊は袈裟から背広とベレー帽に着替えるとDJ・方丈豊になる
清源禅寺の住職、川越恒豊は袈裟から背広とベレー帽に着替えるとDJ・方丈豊になる
高い塀に囲まれた富山刑務所。晴れていれば立山連峰がみえる
曹洞宗「清源禅寺」の住職、川越恒豊。もちろん住職が本業だ

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