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【正論】大麻はタバコと同様に有害 動物行動学研究家・竹内久美子 (1/3ページ)

2008.11.20 02:52

海外旅行で覚える大学生

 東京の名門私立大学の学生が相次いで乾燥大麻(マリフアナ)を売買していたことが発覚、逮捕された。さらに京都でも、やはり名門の私立大学の女子学生が自宅に大麻を所持していたとして逮捕されたニュースが…。

 大学生、それも名門の大学の学生による大麻事件は(名門ゆえに報道されるという要素もあるだろうが)、驚くほど多い。大学生でなくとも若者の間では、少なくとも大麻への関心が非常に高い。

 書店でも大麻関係の本がかなりのスペースを占め、実のところ大麻について学ぼうとして私は本選びに苦労したほどだ。

 ちなみに大麻と覚醒(かくせい)剤は似ているようで、全然違う。

 「大麻取締法違反容疑で〇〇を逮捕」「覚せい剤取締法違反容疑で××を逮捕」との報道があったとき、同じように悪いことをしたように感じてしまう。

 しかし実際には、大麻がソフトドラッグであるのに対し、覚醒剤は「人間やめますか」レベルのハードドラッグで、両取締法の刑罰の部分には随分と違いがある。

 ともあれ、大麻を巡る、特に若者たちの関心の背景として指摘できるのは、近年欧米でどんどん大麻解禁への動きが加速していることである。かの地を自由に旅行し、大麻を経験した若者が帰国。あの喜びをもう一度(大麻では幸福感が得られるらしい)、などと願うということだろう。

欧米では解禁の流れも

 欧米で法律を改正し、大麻解禁(事実上の解禁)の先頭を切ったのはオランダで、何と1976年である。とはいえあくまで個人使用に限り、栽培も個人使用のためならいいが、大規模な栽培は許されていない。

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