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引き際の美学、どこへ!? 政治家に見る情けなさ 甘え許す社会反映 (1/3ページ)
このニュースのトピックス:安倍元首相
最近、「引き際」や「往生際」が格好悪い人たちが多いように思える。政治家は言葉が命といわれるが、一国の首相でさえ、恨み節や逆ギレで評価を下げる始末。忠臣蔵を例に引くまでもなく、日本には散り際の美学が生きていたはず。どうしてこんなことになったのか。識者に聞いてみた。(村上智博)
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「すがすがしく感じましたよね」
「武器としての〈言葉政治〉」(講談社)を著した名古屋外大大学院教授、高瀬淳一さん(49)が、「これぞ引き際の美学」と指摘したのは、米大統領選で敗者となったマケイン氏が、勝ったオバマ氏をたたえたシーンだ。「子供や孫により良い米国を引き継ぐため、次の大統領に協力しよう」と結束を呼びかけた。
「でも、日本のリーダーはこうはできない」と高瀬さん。
福田康夫前首相が退任会見で「私はあなたとは違う」と記者に逆ギレした件や、安倍晋三元首相が「民主党首との討論を断られた」と恨み言を残して辞任したことなどを例に挙げ、「後味の悪さばかりが目立つ」と嘆く。


