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「痛車(イタシャ)」萌ぇ〜 クルマのボディにアニメキャラ (1/2ページ)
ゲームやアニメのキャラクターを、クルマの車体に描くことがマニアの若い男性に人気だ。頭が痛くなるほどのオタク趣味から「痛車(いたしゃ)」と呼ばれ、専門誌やプラモデル、本格レース車まで登場。来月には500台が集まるイベントが東京・お台場で開かれる。クルマ離れが言われる若者にとって、新しいクルマの楽しみなのか−。(猪谷千香)
カマロにミク
真っ赤な米シボレー・カマロのボンネットに躍るのは、音楽制作ソフトのキャラクター、初音ミク。「とにかく目立ちます」と所有者の30代男性。「パソコンで車と好きなキャラのイラストを合成してみたら良かった」ことから、昨年5月に「痛車」を始めた。それまでクルマには普通に乗っていたが、今ではネット上で「あ〜る(すたじおあ〜る)」という名前で痛車のデザインを手掛けたり、初音ミクの痛車を集めた集会を開いたりして楽しんでいる。「痛車は誰がどんなキャラが好きなのかひと目でわかります。気が合う人たちと話がしやすいです」
今月、学習研究社が発売した専門誌「痛車Style」の編集部は「痛車はクルマもアニメも好きな人から始まり、今ではクルマに興味がなかった人たちにも広がっている」と話す。こうした専門誌は昨年から次々、刊行されている。
玩具やレースも
今年1月から痛車のプラモデルを展開しているのは青島文化教材社。5種類を発売し、売り切れ続出のヒットになった。来月にはミニカーも発売する。
本格レースにも痛車が登場した。車体に初音ミクをあしらった「初音ミク Studie GLAD BMW Z4」。8月に鈴鹿サーキット(三重県)で開かれたスーパーGT第6戦のGT300クラスに初登場し、来月8、9日には富士スピードウェイ(静岡県)の第9戦に挑戦する。「初音ミクはネットで最も知られているキャラ。斬新と思い起用しました」とチーム代表、星名功一さん(36)。「痛車を見にサーキットへ足を運ぶ人も増えている。車離れが進む中、新しいファン獲得につながる」



















