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【内外紀行】奈良・五條の旅 地元愛が守る城下町 (1/5ページ)

2008.10.11 12:46
このニュースのトピックス鉄道マニア
古い町家が立ち並び、味わい深いたたずまいの新町通り古い町家が立ち並び、味わい深いたたずまいの新町通り

 奈良県中西部に位置する五條市。吉野川や伊勢街道を中心に交通の要衝として古くから栄え、藩主・松倉家が治めた江戸時代からの城下町の家並みが今も残っている。今年は、郷土の名君・松倉重政(1574〜1630)の功績をたたえる催しも行われており、街は例年以上の活況に。情緒ある町並みを散策しながら、日増しに秋色を深める風景を堪能した。(栗井裕美子)

 五條観光最大の見どころは、何といっても市中心部の新町通りに残る古いたたずまい。慶長13(1608)年に二見城主となった重政が整備した城下町で、吉野川沿いの約700メートルに、間口10・8メートル、奥行き23・4メートルの町家が規則正しく並んでいる。重政は、町の振興策として税を免除して商人を優遇したため、町が繁栄し、結束が強まった。今年は、重政入部からちょうど400年に当たる。

 土の色合いを残して舗装された道路の南側には、ランプ仕立ての街灯が連なる。カメラを構えると「こっちから撮るときれいですよ」と、柔和な笑顔の男性が教えてくれた。

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古い町家が立ち並び、味わい深いたたずまいの新町通り
歴史を感じさせる新町通り界隈では、住民たちの深いきずなも息づいている
改修した民家で、地元に伝わる民具などを紹介している新町通りの「まちなみ伝承館」=五條市本町
未完となった五新鉄道の高架橋跡
新町通り唯一の食事処「山直」
新町通りの西方寺にある松倉重政の頌徳碑
今年4月に開園したばかりの「新町松倉公園」
格子の構えが美しい栗山邸。重要文化財に指定されている
木々に囲まれた市立民俗資料館。五條代官所の長屋門を移築・再整備して利用している=五條市新町
幕末の「天誅組」に関するさまざまな資料が並ぶ市立民俗資料館=五條市新町
民俗資料館がある五條市立史跡公園には、日本初めて本格量産された8620形SLの「金剛・ハロー号」も展示されている
かつて天誅組が襲撃した五條代官所があった五條市役所敷地。石碑がその歴史を伝えている=五條市本町
雄大な流れをたたえる吉野川
大川橋近くにある「鮎茶屋」。吉野川を見渡しながら食事が楽しめる
鮎茶屋の名物料理「あゆ家老膳」。2500円で、子持ちアユの塩焼きや煮付け、柿の葉ずしなどが堪能できる
美肌効果もあるという天然温泉が特徴の「金剛乃湯」
五條市
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