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冷え込む紳士コート市場 SANYOは滝沢直己氏を起用 「マルチ」で低迷打破 (1/4ページ)
このニュースのトピックス:トレンド
本格的なコートの季節が近づいてきた。最近のトレンドは軽量で機能的な商品だが、温暖化やファッションのカジュアル化に伴い、紳士コート市場は不振が続いている。そんな中、英バーバリーなど人気ブランドを抱える三陽商会は今年、自社ブランド「SANYOコート」のデザイナーを戦後初めて外部から起用した。イッセイミヤケの前デザイナーで、国内外で活躍する滝沢直己氏。老舗による大胆な決断は、現状への危機感の表れともいえる。
「SANYOコート」は三陽商会が昭和21年に開発したレインコートから発展した。戦後約60年間、ロゴマークなどを別にすれば、コート部門に外部からデザイナーを迎えたことは一度もない。
しかし、ここ数年、紳士コートは苦戦。昨年の紳士服全体に占めるコートの売上比率は約14%で、社全体に占める割合ではわずか5%にすぎない。今回迎えた滝沢氏はイッセイミヤケを辞めた後も、国内外の一線で活躍している。同社としては、その滝沢氏によるテコ入れによって、他のアイテムに比べ利幅が大きいコート部門の低迷を解消したい狙いがある。
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