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国民生活基礎調査 約6割が「生活苦しい」 (1/2ページ)
「生活が苦しい」と感じている世帯が過去最多の57・2%にのぼり、6年連続して増加したことが、厚生労働省が9日に発表した平成19年国民生活基礎調査で分かった。バブル崩壊以降、所得の平均額がほぼ一貫して低下するなど、家庭の懐が冷え続けていることが原因。調査では、多くの人が健康に自信を持てず、心の元気度も低い状態に陥っていることも明らかになった。
6割が生活苦
調査時期は19年6月と7月で、米サブプライムローン問題を契機にした株価下落や景気後退が表面化する前。調査対象は全国約290万世帯。今回は3年ごとに行われる大規模調査の年にあたり、所得に加え、貯蓄や健康なども調べた。
生活が「大変苦しい」「やや苦しい」と答えた世帯は過去最高の計57・2%。児童(18歳未満の未婚者)のいる世帯で63%、母子世帯では85%になった。
厚労省では「生活苦の原因に所得の低迷がある」と分析している。調査によると、18年の世帯あたりの平均所得は566万円で、17年に比べて3万円の増だった。しかし、ピークとなった6年の664万円に比べ約100万円の減。バブル崩壊後の長引く賃上げ抑制が、生活実感を寒々としたものにしている。
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