MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

【鉄道ファン必見】JR九州「水戸岡鋭治のお仕事」(上)800系新幹線「つばめ」 “地産地消”と“和” (1/3ページ)

2008.8.10 15:45
鹿児島中央駅に停車中の800系新幹線「つばめ」(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)鹿児島中央駅に停車中の800系新幹線「つばめ」(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)

 ドーンデザイン研究所(東京都板橋区)を主宰する水戸岡鋭治氏(61)は、JR九州を中心に30を超す鉄道車両のデザインを手がけてきた。斬新な作品は常に話題を呼び、世界最高とされる鉄道デザイン賞「ブルネル賞」をはじめ、優れた車両に与えられる国内外の鉄道賞の栄誉に輝いてきた。中でも九州を走る800系新幹線「つばめ」は、水戸岡氏のデザインの集大成ともいえる車両なのだ。

 平成16年3月13日、九州新幹線が新八代〜鹿児島中央駅間(137・6キロ)で部分開業した。純白の車体側面に走るベンガラ(赤)と山吹色(金)のライン、黒と漆色(赤)の屋根を持つ800系「つばめ」が九州の地を駆け抜けた。日本古来の色を使った落ち着きのある外観と、内装に多くの自然材を取り入れた「和」のテイストが乗客の目を引いた。

 東海道・山陽新幹線の700系を土台にしながら、先頭形状は特徴ある“カモノハシ”ではない。最初の新幹線で機械遺産に認定されている0系のイメージを取り入れることで、〈新幹線の栄光の歴史と伝統を800系で受け継ぐことができる〉(水戸岡鋭治署「ぼくは『つばめ』のデザイナー」講談社)との狙いがあった。

 また、九州にも縁の深かった伝統ある列車名「つばめ」の愛称を受け継ぐにあたり、2羽のツバメが飛び交う「初代つばめ」のヘッドマークを基に新しいマークを作成した。800系は5代目に当たる。

このニュースの写真

鹿児島中央駅に停車中の800系新幹線「つばめ」(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)
800系新幹線「つばめ」をはじめ個性的なJR九州の車両デザインを手掛けてきた水戸岡鋭治氏=東京都板橋区のドーンデザイン研究所
桜と桜島を組み合わせた800系新幹線「つばめ」のイラスト(ドーンデザイン研究所提供)
縦目のライトが斬新な800系新幹線「つばめ」(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)
800系新幹線「つばめ」の外観と初代「つばめ」のヘッドマークを基にした新しいヘッドマークのイラスト(ドーンデザイン研究所提供)
山桜を使った800系新幹線「つばめ」のブラインド。中央に竹ひごのような細い材木を使って木漏れ日がさすよう工夫している(撮影・塩野哲也氏、ドーンデザイン研究所提供)
800系新幹線「つばめ」の洗面台出入り口に付けられた藺草(いぐさ)を使った縄のれん(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)
800系新幹線「つばめ」の客室イラスト。トンネル区間が長いことを考慮して「外」を感じさせるつくりになっている(ドーンデザイン研究所提供)
九州を走る800系新幹線「つばめ」。山岳地帯が多くトンネル区間が6〜7割を占める(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)
800系新幹線「つばめ」の客室につながるデッキの妻壁。暗いデッキ部分を通過することで客室を屋外のように感じることができる。トンネル区間が多いことを考慮した演出の1つ(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所)
800系新幹線「つばめ」の客室。客席に山桜、妻壁にクスノキを使用している(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)
九州を走る800系新幹線「つばめ」。屋根を漆色にしたのは、架線から落ちてくるサビ色の汚れを目立たなくする狙いもあった(撮影・岡次宏幸氏、ドーンデザイン研究所提供)
鹿児島中央駅に停車する800系新幹線「つばめ」(渡辺大輔撮影)
鹿児島県の出水駅付近ですれ違う800系新幹線「つばめ」
木製の背板やひじ掛けなど800系新幹線「つばめ」の真新しい内装を確かめる乗客ら(奥地史佳撮影)
鹿児島中央駅に停車する800系新幹線「つばめ」(渡辺大輔撮影)
[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2009 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。