MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。
[PR]

【停車場ストーリー】JR東北線・新田(にった)駅 水鳥が飛来する名勝地の駅 (1/2ページ)

2008.8.9 09:22
このニュースのトピックス停車場ストーリー
新田駅からハイキングコースが続く湿地「伊豆沼・内沼」のほとりでは、年間を通してさまざまな水鳥を身近に観察することができる=宮城県栗原市の内沼新田駅からハイキングコースが続く湿地「伊豆沼・内沼」のほとりでは、年間を通してさまざまな水鳥を身近に観察することができる=宮城県栗原市の内沼

 宮城県北部に位置し、広大な田園地帯の中にひっそりとたたずむJR東北線・新田駅。駅の北側には、渡り鳥の飛来地として知られ、ラムサール条約にも登録されている湿地「伊豆沼・内沼」が広がる。夏はハスの花が水面を埋め尽くし、冬は渡り鳥の大群が飛び交う。駅から続くハイキングコースを歩けば、貴重な自然を身近に観察することができる。

 新田駅は明治27(1894)年に開業した。上りは多くの路線が乗り入れる要所、小牛田駅や仙台駅、下りは隣接する岩手県の要所、一ノ関駅とつながっており、古くから地元住民の重要な足として利用されてきた。道路が発達し、車の利用が増えた現在も、朝夕の通勤時間帯はスーツ姿の乗客が多く、名勝地という雰囲気はあまりない。

 「それでも以前よりはだいぶ寂しくなりましたよ。買い物客が車で移動するようになったからでしょうか。駅前の商店街も、今はほとんどの店がシャッターを閉めてしまった」と話すのは、駅員の伊藤昭爾さん(63)だ。

 駅周辺の約 200台が止められる登米市営無料駐車場は、平日はほとんど埋まる。伊藤さんは「田園地帯とはいえ、住宅も点在します。車で駅まで来て、電車に乗り換えて通勤する人が多いようです」と説明する。

 商店街を抜け、10分も歩くと伊豆沼のほとりに着く。伊豆沼と内沼の面積は合わせて約 390ヘクタール、東京ドーム80個分以上の広さがあり、これまでに 200種類以上の鳥類が確認されている。中でもガンが多く、日本に渡ってくるガンのうち約8割が伊豆沼に姿を現すといわれているほどだ。

このニュースの写真

新田駅からハイキングコースが続く湿地「伊豆沼・内沼」のほとりでは、年間を通してさまざまな水鳥を身近に観察することができる=宮城県栗原市の内沼
人影もまばらな昼間の新田駅のホームに、ゆっくりと東北線の電車が滑り込む=宮城県登米市迫町新田
周囲を田園に囲まれ、のどかな雰囲気がただよう新田駅。平日の昼間は人影もまばらだ=宮城県登米市迫町新田
電車の到着時間を除けば、平日の昼間は人っ子一人現れない新田駅前=宮城県登米市迫町新田
ラムサール条約にも登録された湿地「伊豆沼・内沼」は、知る人ぞ知る水鳥の名勝地だ=宮城県栗原市の内沼
伊豆沼の水面を埋め尽くすハス。夏に立派な花を咲かせる=宮城県栗原市
美しい、伊豆沼の水面を埋め尽くすハス。思わずうっとりしてしまう=宮城県栗原市
のどかな自然で命の洗濯、リフレッシュ!=宮城県栗原市の伊豆沼
新田駅は業務委託駅で、駅員の配置は日中だけだ。ホーム間の移動は跨線橋を利用する=宮城県登米市迫町新田
[PR]
[PR]
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。