MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

【トカラの島風 夏】素朴な信仰こそ宝

2008.7.31 08:26
宝島の鍾乳洞「観音堂」=8日午後、鹿児島県十島村の宝島(古厩正樹撮影)宝島の鍾乳洞「観音堂」=8日午後、鹿児島県十島村の宝島(古厩正樹撮影)

 トカラ列島(鹿児島県十島村)の最南端に位置する人口約120人の宝島。トカラは宝が語源とする説もある。また、英国の作家スティーブンソンの小説「宝島」のモデルになったとも言われる。

 島内には大小合わせて14の鍾乳洞がある。キャプテン・キッドの財宝の隠し場ではと、多くの“トレジャーハンター”が探索したこともある。その中で最大の「観音堂」は奥行き60メートル。入り口付近には観音様が祭られている。

 その中で最大の「観音堂」は奥行き約60メートル。入り口付近には観音様が祭られている。午後の日差しが、後光のように洞内を照らした。

 「観音堂は昔から島民にとっての神様。毎月1日と15日は当番制で掃除をし、お供えをする」と島に住む岩下憲男さん(63)。今でも島に帰省した人の多くがお参りに訪れる。

 宝島で財宝が見つかった記録はない。だが、島民に深く根づいた素朴な信仰心こそが本当の宝かもしれない。(文 古厩正樹)

このニュースの写真

宝島の鍾乳洞「観音堂」=8日午後、鹿児島県十島村の宝島(古厩正樹撮影)
PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。