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「土用の丑」関係者ら悲喜こもごも (1/2ページ)

2008.7.24 11:44
 「土用の丑の日」に老舗ウナギ店で焼き上げられるウナギ=24日午前、大阪市阿倍野区の「双葉」 「土用の丑の日」に老舗ウナギ店で焼き上げられるウナギ=24日午前、大阪市阿倍野区の「双葉」

 24日は「土用の丑(うし)の日」。1年で最もウナギがよく売れる時期だが、中国産ウナギの産地偽装事件を起こした水産物関連会社の地元、神戸や徳島では小売店が「国産」や「安全性」を強調して売り上げにつなげようと躍起だ。一方、老舗のウナギ店では長年の安心感から品切れとなり、「1本だけでも買わせて」という声も上がっている。

 中国産ウナギを「三河一色産」として販売していた水産物輸入販売会社「魚秀」が拠点を置く徳島県。県内を中心に約35店舗を展開する「キョーエイ」(徳島市)では、6月の事件発覚後ウナギの売り上げが10〜15%減少した。

 しかし、丑の日に向けて例年と同じ約2万匹の国産ウナギを仕入れた。「徳島は事件の“おひざ元”。影響はあるが、ここ(土用の丑)で売らないと」と担当者はいう。売り場には「国産にこだわっています」というポップを置いた。

 また、偽装ウナギを販売していた「神港魚類」の本社がある神戸市などで約150店舗を展開する「コープこうべ」(神戸市)でも今年の土用の丑の売り上げが昨年の85%にとどまると予測。昨年は1日で約6500万円を売り上げたが、今年は仕入れ量を控えた。

 関西スーパー(兵庫県伊丹市)でも今月に入り、ウナギの売り上げが昨年同時期比の4割減という。

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 「土用の丑の日」に老舗ウナギ店で焼き上げられるウナギ=24日午前、大阪市阿倍野区の「双葉」
 土用の丑の日、名古屋市内のウナギ店「あつた蓬莱軒松坂屋店」では朝5時からかば焼きの香ばしい煙が上がった。同店では毎年この季節、一番品質の良い「一色産うなぎ」を仕入れている。持ち帰り用弁当には普段の約10倍の予約が入り、産地偽装問題の影響も見られない。「おいしいウナギを正直に出せば、お客さんはちゃんと選んでくれる」と古川敦嗣店長代理は話す=24日
 次々と焼き上げられるウナギのかば焼き=24日午前、東京・銀座
 産地偽装事件で消費が落ち込む中迎えた「土用の丑の日」にうな丼を食べる人たち=24日午前、大阪市阿倍野区の「双葉」
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