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平城京の「献氷」1200年ぶりに再現・奈良
氷の貯蔵庫「氷室(ひむろ)」が古代からあったと伝わる奈良県天理市福住町の市民グループ「福住未来(ゆめ)クラブ」が23日、復元した氷室から取り出した氷を17キロ離れた奈良市の奈良県庁まで荷車で運搬するイベントを実施。平城京に氷を運んだ「献氷」の風景が約1200年ぶりに再現され、道行く人らが興味深げに見守った。
同クラブでは故事にちなみ、毎年2月に地元の復元氷室に氷を入れ、7月に取り出す行事を実施。今年2月には約3トンの氷を貯蔵し、21日に取り出したところ、989キロが残っていた。
県庁への「献氷」は、氷の保存行事が10回目となったことを記念して初めて企画。メンバーらは約30キロの氷2個を荷車に載せてむしろで包み、時代衣装姿で午前5時ごろに復元氷室を出発。厳しい暑さの中、山あいの道をゆっくりと進み、約5時間かけて県庁に無事運び込んだ。
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