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青い目の人形に特別登録証 滋賀・彦根
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米国から戦前、日本の子供たちに贈られた「青い目の人形」の1体が滋賀県彦根市立稲枝北小学校に保管されていることが分かり、彦根市は23日、人形に「特別外国人形登録証」を発行すると発表した。
青い目の人形は、悪化する日米関係を懸念した滞日経験のある米国人宣教師が、大正時代に流行した童謡「青い眼の人形」にちなんで日本の子供たちへのプレゼントを計画。呼びかけに応えて全米から約1万2000体が集まり、昭和2年に全国の小学校などに配布されたが、多くは太平洋戦争の開戦で敵国の人形として処分されたという。
稲枝北小の人形は高さ約32センチ。木箱に入った状態で保管されていた。「マリオン」と記された模造のパスポートや贈り状、児童が米国に送った礼状の下書きなども残っている。
同市は現在、江戸幕府の大老で彦根藩主だった井伊直弼が断行した日米修好通商条約締結150年を記念して「井伊直弼と開国150年祭」を開催中。29日には条約締結の記念式典を予定しており、市の担当者は「式典前に人形の存在が分かったのも何かの縁。これからも大切にしたい」と話している。

