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ガマンできない!熱帯夜、一工夫で安らかな眠りを (1/2ページ)

2008.7.23 11:32
汗や湿気を吸収、布団の外に放出するうえ、ひんやりとした触り心地が好評という肌布団=東京・日本橋の日本橋三越本店汗や湿気を吸収、布団の外に放出するうえ、ひんやりとした触り心地が好評という肌布団=東京・日本橋の日本橋三越本店

 今年も暑い夏がやってきた。そこで無視できないのが熱帯夜対策。夏バテや日ごろの過労など、昼間の疲れを癒すためにも、日々の睡眠はますます貴重になってくる。近年、エコや健康、家計を気遣ってエアコン使用を控える向きもあるが、熱帯夜対策はエアコンに限らない。涼しさを追求した最新の寝具事情やちょっとした生活態度の見直し、寝室の模様替えなど、一工夫で夏の夜をさらに快適に過ごす知恵を、専門家に聞いた。

幅広がる快眠グッズ

 蒸し暑い夜、横になってまず気になるのは、肌に触れるシーツや布団、寝巻きなど。睡眠改善インストラクターの中野祐三子さんは、「夏は湿度が高く、就寝中にかく汗も倍ほどに増える。吸湿・発散性に優れ、肌に触れる面積の少ない凹凸のある寝具がおすすめ」と指摘する。

夏用寝具の代表格といえば、古くから愛用される麻(リネン)や竹素材。ともに吸放湿・速乾性に優れ、汗をかいてもさらりとしている。麻の耐久性、竹の抗菌性なども評価される。寝巻きもこうした素材を選ぶのと化学繊維のジャージなどで代用するのとでは大きな違いが出そうだ。

 伝統的な「寝ござ」「竹シーツ」なども、湿度を逃がすのに効果的。近年は汗や湿気に反応して熱を奪うキシリトールを繊維に含ませた素材や、マットの中にファンで空気を送り循環させる商品、頭を冷やすジェルなど、夏の安眠グッズの幅も広がっている。

安眠サプリ

 一方、睡眠は普段の生活習慣と切り離せない。寝苦しい夏こそ、就寝前や昼間の行動を見直してみるのもいいだろう。

 中野さんによると、就寝前に避けたい一例は(1)カフェイン、タバコ、アルコール(2)パソコンやテレビ、携帯電話、ネオンなどの光(3)就寝前3時間以内の食事など。アルコールは催眠と同時に覚醒作用もあるため、寝酒はほどほどにするべきという。

 逆に、最近は睡眠をサポートする成分を配合した各種サプリメント(栄養補助食品)も市販されている。睡眠時の体温調節を助けるグリシン、イライラの解消につながるビタミンB6やマグネシウム、ハーブのバレリアンなどが有効成分の一例。こうした「安眠サプリ」は、賢く使えば夏の快眠の強い味方になりそうだ。

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汗や湿気を吸収、布団の外に放出するうえ、ひんやりとした触り心地が好評という肌布団=東京・日本橋の日本橋三越本店
エコや省エネなどの特色をうたった商品がズラリと並ぶ空調機器売り場=東京・有楽町のビックカメラ有楽町本館
ジェルなどの保冷剤を枕に取り入れた涼感寝具=東京・日本橋の日本橋三越本店
小千谷縮の夏布団のように、古くから愛されてきた素材を使った商品も=東京・日本橋の日本橋三越本店
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