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【Re:社会部】“ねずみ男”は誰の味方?
このニュースのトピックス:年金問題
舛添要一大臣と冬柴鉄三大臣。“炎上中”の役所のトップです。舛添さんの厚生労働省は後期高齢者、年金、医師不足…が山積。冬柴さんの国土交通省では、コスト意識のない浪費ぶりが次々と発覚、激しい批判を招いています。
でも不思議なことに、2人の評価は正反対。産経とFNN世論調査だと、舛添さん評価は72%、冬柴さん評価はわずかに14%。厚労省担当記者の立場から見ると、舛添さん高支持の秘密はその「立ち位置」にあるように感じます。
冬柴さんの発言が「官僚の側に立っている」と批判されるのに対し、舛添さんは「言うことを聞かない役人はクビを切る」と立ち位置が役所の外。「お茶の間受けし、視聴率がとれる政治家」という声もあります。
本人も認める舛添さんのあだ名は、風貌(ふうぼう)をとらえて「ねずみ男」。漫画家の高橋春男さんが名付け親とか。水木しげるさんの漫画に登場するねずみ男は、面白おかしい無責任発言と行動で周囲に迷惑をかけます。でも欠かせない看板妖怪で、人気も高い。
内閣改造が近いとみられていますが、舛添さんがもし厚労省を去れば、後には相変わらずの年金、医療不信が残るのか、信頼回復への端緒が生まれているのか。ねずみ男が本当に味方したものは、お茶の間なのか、官僚なのか。しっかり見届けます。(卓)