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天璋院篤姫の直筆とみられる短冊を発見 大阪の古文書収集家 (1/2ページ)

2008.7.12 11:27
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篤姫直筆のものと鑑定された短冊(左から2つ目)とその表紙(左から3つ目)篤姫直筆のものと鑑定された短冊(左から2つ目)とその表紙(左から3つ目)

 激動の幕末を生きた「天璋院篤姫」(1835〜1883)の直筆とみられる短冊を、大阪府池田市の古文書収集家、東田一郎さん(57)が発見した。記されているのは、篤姫が将軍の正室となる直前の時期の和歌とみられ、徳川将軍家への結婚を前に、平和な世の中を願う思いが詠まれている。専門家は「幕末の時代背景や篤姫の人柄を知る上で価値の高い短冊」と評価している。

 篤姫は、薩摩藩島津家の一門に生まれた第13代将軍徳川家定の正室。家定の死後、天璋院と名乗り、養母として第14代将軍徳川家茂を支え、幕末激動期の江戸城大奥を取り仕切った。

 江戸時代の古文書を収集している東田さんは、大阪市内の骨董(こっとう)品店で、約1年半前に島津久光ら島津家一族の短冊26枚を入手。もともとは、東京にある旧家が先祖代々保管していたものだという。

 東田さんが最近、あらためて短冊を確認したところ、篤姫直筆と思われる短冊を発見。古文書に詳しい愛知文教大副学長の増田孝教授が現物を確認したところ「筆跡や書かれた年代から間違いなく篤姫直筆の短冊」と鑑定した。

 発見された短冊には「年をへし池の岩ほの亀も猶 うこかぬ御世に契りてやすむ」と記されている。「結婚して年月を経ても平和な世の中で過ごしたい」と幕府政治が弱体化する時代状況のなかで、徳川家の嫁として平和な世を願う結婚前の決意が詠まれている。

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篤姫直筆のものと鑑定された短冊(左から2つ目)とその表紙(左から3つ目)
篤姫直筆のものと鑑定された短冊(右から3つ目)
篤姫直筆のものと鑑定された短冊(左から2つ目)とその表紙(左から3つ目)
篤姫直筆のものと鑑定された短冊とその表紙(中央)

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