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児童ら参加でコスト200分の1以下に 校庭芝生化で和歌山県教委 (1/2ページ)

2008.7.7 10:47
このニュースのトピックス健康・メタボ
自分で育てた芝生の苗を、1株ずつ丁寧に植える児童=和歌山県有田川町の小川小学校自分で育てた芝生の苗を、1株ずつ丁寧に植える児童=和歌山県有田川町の小川小学校

 子供たちの体力向上やヒートアイランド現象の抑制にも効果があるとして、全国の学校で校庭の全面芝生化が検討されるなか、和歌山県教委が低コストの芝生化手法を取り入れ、今年度から本格的に導入を始めた。児童や地域住民が芝生を植えることで、従来は1平方メートルあたり2万円前後の初期費用がかかるとされていたコストを100円以下に抑えられる。芝生を育てるという児童の学習面での効果も期待され、県教委は「和歌山方式」の手法を広めたいとしている。

 校庭の芝生化は、子供たちが運動する際の安全性が向上するために、休み時間に運動する児童が増えて、運動能力がアップするだけでなく、都市部を中心に深刻となっているヒートアイランドに対して、気温を下げる効果があるとされる半面、芝生を張るための費用やその後の育成に手間がかかるため、財政難の自治体が多い中ではなかなか進まないのが現状だ。

 和歌山県の場合は、最もコストがかかるという芝生を張る作業を児童や教職員、地域住民の協力で、作業代をゼロにする方法を試行することにした。今年度は8校に対して、1校あたり160万円の補助を実施。これまで各校での芝生植え作業がほぼ終了した。

 このうち有田川町立小川小学校は、約3000平方メートルの校庭の芝生化を計画し、6月初旬に児童98人と保護者、地域住民ら計約260人が1万2000株の芝生を植えた。6年の小畑夏海さん(11)は「世話してちゃんと育ってくれたらうれしい。転んでも痛くないので、早く芝の上で遊びたい」と話していた。順調に育てば秋ごろには全面が緑に覆われるようになるという。

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自分で育てた芝生の苗を、1株ずつ丁寧に植える児童=和歌山県有田川町の小川小学校
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