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世界初のロボット演劇にチャレンジ 阪大、平田オリザ氏ら (1/2ページ)
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日本でも屈指のロボット研究機関である大阪大学が今秋世界初の“ロボット演劇”に挑戦する。指揮をとるのは阪大教授で劇作家の平田オリザさん。ソフトウエア開発会社などと共同のプロジェクトを今年度から進めており、11月には大阪で短編の作品を上演する予定だ。平田さんは「商業的に成り立つものを目指し、大阪のキラーコンテンツに育てたい」と意欲を見せており、5年後にはヨーロッパの演劇祭での上演も視野に入れているという。
“ロボット演劇”の構想は、阪大とソフトウエア開発会社「イーガー」(大阪市)と共同で、今春ごろ持ち上がった。日本のロボット研究の第一人者である阪大の石黒浩教授と、かねてからロボットによる演劇の構想を持っていた平田オリザさんが阪大でタッグを組むことで、実現にこぎつけた。大学院の学生もロボットの細かい動きをつかさどるプログラミングを約2カ月かけて作製するという。
主演をつとめる“俳優”のロボットは、三菱重工製の「wakamaru」。高さ1メートル、幅45センチで、首や肩などの関節は人間と同じように動き、音声も大きさを変えたり、自分から話しかけたりすることもできる。
物語は働くために生み出されたのに働きたくない“ニート”のロボットの話で、約20分間の予定。プロの俳優2人とロボット2体が出演する。平田さんは「今のロボットは博覧会の展示レベルで、感心はするが感動はもたらさない。これまでのロボットの枠を超えた人を感動させるものを作りたい」と話し、いずれは大阪市内に専用の劇場を設けて、観光の目玉となるような大阪のキラーコンテンツに育てたいという。

