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【航空ファン必見】驚異の低コスト!ANAリサイクル新型貨物機
全日空(ANA)は今月から新しい貨物機ボーイング767−300BCF型機の運航を始めた。中古旅客機を改造した“リサイクル機”で、新造機を購入するより8割もコストを抑えることができるという。同機はANAや日本通運などが設立した国際航空貨物会社「オールエクスプレス」(東京都大田区)の中国向け貨物も扱う。アジアを中心としたビジネス貨物に力を入れるANAの新戦略の主力機として活躍が期待される。
■中古改造で80%オフ
1日未明に運航を始めたボーイング767−300BCF型機は昨年10月まで18年間運航した中型旅客機、ボーイング767−300ER型機(216席)を改造した機体だ。
全長55メートル、全幅48メートル。座席、内装をすべて撤去し、窓はそのままにして上から白く塗りつぶしただけ。客室だったメーンデッキは、コンテナを移動させる電動装置や、固定するためのラッチなどが床一面に並んでいる。
BCFは「ボーイング・コンバーテッド・フレイター」。改造貨物機を意味する。ジャンボ機(ボーイング747型機)など大型機を改造した貨物機はこれまでもあったが、767−300型機の改造としては世界で第1号。1機160億円ともいわれる新造機購入に比べ、2割程度の費用しかかからない。
ボーイング社は今後も同型機改造を進める方針で、ANAは平成22年までに6機を導入する計画だ。
■夜集荷→午前配達も
最大搭載重量55トンはジャンボ機の半分程度だが、ANAの戦略は「中型機で数多く運航し、荷物を早く届ける」(広報室)ことにある。
羽田発の国際貨物はこれまで、成田空港か千葉県市川市の税関施設などで通関していたが、オールエクスプレスは羽田空港での通関を認可された。都内から千葉方面へ陸送で往復する手間が省け、「都心で午後8時までに集荷した荷物を翌日午前中に上海のオフィスに届けることができる」という。上海と香港向けのサービスから始めるが、今後アジア各地に拡大していく方針だ。














