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【航空ファン必見】驚異の低コスト!ANAリサイクル新型貨物機

2008.7.5 17:09
このニュースのトピックス航空ファン
初就航を前に成田空港から到着した全日空の新型貨物機、ボーイング767−300BCF型機=6月30日午後、羽田空港初就航を前に成田空港から到着した全日空の新型貨物機、ボーイング767−300BCF型機=6月30日午後、羽田空港

 全日空(ANA)は今月から新しい貨物機ボーイング767−300BCF型機の運航を始めた。中古旅客機を改造した“リサイクル機”で、新造機を購入するより8割もコストを抑えることができるという。同機はANAや日本通運などが設立した国際航空貨物会社「オールエクスプレス」(東京都大田区)の中国向け貨物も扱う。アジアを中心としたビジネス貨物に力を入れるANAの新戦略の主力機として活躍が期待される。

 ■中古改造で80%オフ

 1日未明に運航を始めたボーイング767−300BCF型機は昨年10月まで18年間運航した中型旅客機、ボーイング767−300ER型機(216席)を改造した機体だ。

 全長55メートル、全幅48メートル。座席、内装をすべて撤去し、窓はそのままにして上から白く塗りつぶしただけ。客室だったメーンデッキは、コンテナを移動させる電動装置や、固定するためのラッチなどが床一面に並んでいる。

 BCFは「ボーイング・コンバーテッド・フレイター」。改造貨物機を意味する。ジャンボ機(ボーイング747型機)など大型機を改造した貨物機はこれまでもあったが、767−300型機の改造としては世界で第1号。1機160億円ともいわれる新造機購入に比べ、2割程度の費用しかかからない。

 ボーイング社は今後も同型機改造を進める方針で、ANAは平成22年までに6機を導入する計画だ。 

 ■夜集荷→午前配達も

 最大搭載重量55トンはジャンボ機の半分程度だが、ANAの戦略は「中型機で数多く運航し、荷物を早く届ける」(広報室)ことにある。

 羽田発の国際貨物はこれまで、成田空港か千葉県市川市の税関施設などで通関していたが、オールエクスプレスは羽田空港での通関を認可された。都内から千葉方面へ陸送で往復する手間が省け、「都心で午後8時までに集荷した荷物を翌日午前中に上海のオフィスに届けることができる」という。上海と香港向けのサービスから始めるが、今後アジア各地に拡大していく方針だ。

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初就航を前に成田空港から到着した全日空の新型貨物機、ボーイング767−300BCF型機=6月30日午後、羽田空港
全日空の新型貨物機、ボーイング767−300BCF型機。着陸後、駐機場へ向かう=6月30日午後、羽田空港
初就航を前に報道陣に公開された全日空の新型貨物機、ボーイング767−300BCF型機。旅客機を改造し貨物専用機として生まれ変わった
機体左側のメーンカーゴドアを開けたボーイング767−300BCF型機
日空のボーイング767−300BCF型機
ボーイング767−300BCF型機。機体後部に犬と5大陸をデザイン化した「アレックス」のロゴ
全日空のボーイング767−300BCF型機。機体右側にある床下用の貨物ドアは旅客機のときのまま
全日空のボーイング767−300BCF型機
ボーイング767−300BCF型機。メーンカーゴドアを開け、貨物を積み卸しする「メーンデッキローダー」が横付けした
ボーイング767−300BCF型機。メーンカーゴドアを開け、貨物を積み卸しする「メーンデッキローダー」が横付けした
ボーイング767−300BCF型機のメーンデッキ。コンテナ積み卸しのデモンストレーションが公開された
ボーイング767−300BCF型機のメーンデッキ。コンテナ積み卸しのデモンストレーションを公開
ボーイング767−300BCF型機のメーンデッキ。公開されたデモンストレーションで、機内奥に積み込まれたコンテナ
ボーイング767−300BCF型機メーンデッキの床面。貨物を機内に送る動力装置やパレットなどが回転しやすいよう工夫されているボールマット、貨物を固定するラッチが装備されている
貨物専用機が並ぶ羽田空港貨物地区の駐機場
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