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【街物語】(28)レッズを支えるサッカーの街 (3/3ページ)

2008.6.29 08:19
このニュースのトピックス街物語
フリーアナウンサーの河合貴子さん=さいたま市のジェイコムさいたま(中井誠撮影)フリーアナウンサーの河合貴子さん=さいたま市のジェイコムさいたま(中井誠撮影)

 河合貴子(46)もレッズと出会い、人生が変わった1人だ。

 地元ケーブルテレビ番組「REDS! GET GOAL!」のキャスターを務め15年。今ではサッカー指導員のライセンスも取得し、「貴姉(たかねえ)」と選手やサポーターから親しみを込めて呼ばれるが、当初は批判も多かった。

 「サッカーは全く知らず番組で解説者に失礼な質問も多くした」。これまで在京キー局の仕事が多かった河合にとって、浦和のケーブルテレビの仕事は断りたかった。

 そうした心を見透かされたのか、浦和駅前でサポーターに胸ぐらをつかまれ、「なめているのか。何も知らない奴が」とかみつかれた。「じゃあどうすればいいのか」。しつこく粘る河合にサポーターも選手も親切にサッカーを教えてくれた。浦和が少しずつ好きになっていった。

 そんな時、在京テレビ局からスポーツキャスターとしての話が舞い込んだ。条件は最高だった。だが契約書に調印するとき、「中立の立場でリポートしてほしいのでレッズを応援するケーブルテレビの仕事は辞めてほしい」と切り出された。

 「自分を育ててくれたレッズとサポーターを捨てられない」と断った。周囲からは「ばかか」と言われたが今も後悔はしていない。

 15年間、レッズを、浦和を見つめてきてわかったことがある。

 「街には表情があるんですね。Jリーグ優勝の時は街全体が笑っていた。逆にJ2降格の時、街は泣いていた。それだけレッズは浦和にとけ込んでいる」

 今シーズンJリーグ首位に立つレッズ。赤いフラッグに染まる街は笑っているように感じた。=敬称略

     文  荒井敬介

     写真 中井 誠

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フリーアナウンサーの河合貴子さん=さいたま市のジェイコムさいたま(中井誠撮影)
浦和レッズ広報部長の白戸秀和さん=さいたま市のレッドボルテージ (中井誠撮影)
浦和レッズ広報部長の白戸秀和さん=さいたま市のレッドボルテージ (中井誠撮影)
浦和レッズ広報部長の白戸秀和さん=さいたま市のレッドボルテージ (中井誠撮影)
浦和レッズ広報部長の白戸秀和さん=さいたま市のレッドボルテージ (中井誠撮影)
フリーアナウンサーの河合貴子さん=さいたま市のジェイコムさいたま(中井誠撮影)
フリーアナウンサーの河合貴子さん=さいたま市のジェイコムさいたま(中井誠撮影)
フリーアナウンサーの河合貴子さん=さいたま市のジェイコムさいたま(中井誠撮影)
フリーアナウンサーの河合貴子さん=さいたま市のジェイコムさいたま(中井誠撮影)
JR浦和駅前にはレッズの選手たちが並んだパネルがある(中井誠撮影)
JR浦和駅前にあるレッズのマスコット(中井誠撮影)
浦和レッズのオフィシャルショップ「レッドボルテージ」=さいたま市(中井誠撮影)

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