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【近ごろ都に流行るもの】ケータイ娯楽メディア化 ポケットの中に映画館 (1/2ページ)
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携帯電話が娯楽端末化している。
KDDIは今月、映画やドラマを携帯電話に転送、視聴できる「リスモビデオ」をスタート。大ヒットドラマ「ヒーローズ」などハリウッドのメジャー作品中心に約2000本を配信している。1話105〜525円。シリーズものは第1話が無料の作品も。また、大画面と鮮明映像をウリにした新機種も同時期発売し、携帯電話の買い替え促進も狙う。
「洋画の字幕も鮮明。ユーザーから『通勤時間を利用して英語のリスニング練習をしている』といった声が寄せられるなど、想像以上に活用されている」と同社広報。じっくり映画を見る時間がとれない仕事人間も、空き時間を利用すればコマ切れながらも大作を鑑賞できるのだ。
CSKグループのISAOが展開する、無料携帯動画サイト「ムービーフル」は、昨年7月に12万人だった登録会員がこの1年足らずで110万人を突破。音楽ライブやアニメなどエンタメ系の動画が中心でメーンユーザーは20代。「技術と料金体系の両面から利用環境が整ってきた」と執行役員の竹田幸生さん。「モバイル社会白書2007」によると、携帯電話利用者の33.4%がパケット定額性を利用。なかでも10代は57.8%、20代43.5%と若年層ほど高く、携帯動画の潜在ユーザーの大きさを示している。
しかし、本来スクリーンで見るべき映像を視聴するのは少々キツイ。ISAOでは昨年末、1話5分全4話の携帯専用ドラマ「トリックハウス」を制作配信。ユーザー投票によって物語の結末が決まるという参加型ストーリーが一部で話題となり、今月、DVD発売も決まった。顔のアップに迫るカメラワークや字幕の情報補足など、ミニマム空間での分かりやすさを追求している。


